ゲームにもなった、あの『弟切草(おとぎりそう)』のこと。アメリカでは健康食品扱いだけど、ドイツでは立派な医薬として扱われている。効果としては、セロトニン、ノルエピネフリン、ドーパミンの再取り込み阻害。要は、一度出た快感物質を分解されないように再取込みを遮断して良い感じの状態を持続させるって事。症状的には、鬱病の治療に役立つという事らしい。医薬品で言うとプロザック(Prozac)と似たような効果と言う訳でまぁ、準SSRI(精神安定剤)といったところか?主成分は、ハイぺリシン(hypericin)。トリプトファン(セロトニンの原料。鶏肉、大豆、豆腐などに含まれる)との同時摂取は危険って何かに書いてあった気がする。トリプトファンがだめってことは、多分利き目で判断するとMDMAとの同時摂取もやばいんだろうなぁ。
<2000.03.06>