別名UCE(Unsolicited Commercial E-mail:要求していない広告メール)。ネット上で頼みもしないのに無差別に送りつけられる宣伝メール等。時と場合によっては、まじでむかつく。特に重いやつ。「メールだからまぁいいか。」って思うかも知れないけど、電子メールというメディアはその性質上配送のための回線使用料が受取人負担という形になってしまう。そう言う風に考えると、頼みもしないのに限られたネットワーク帯域を使われ、受取人費用負担で送られてくるスパムは頭に来る。おまけに、送りつけて来たアドレスもハッキングアドレスだったりする事があるので始末が悪い。こういうの送りつけてくるやつの呼称が『スパマー(spammer )』。そのまんま(笑)。この手のメールの悪質な点がもう一つ。「メールリストから削除してほしい人は返信メールをください」ってのに反応して「送るな!」ってメール送ると、本格的に登録されてしまう。これがまたやっかい。スパムが来たら、さっさとごみ箱に入れる。今の所、これしか方法がない。逆ハックとか色々手はあるんだけど、相手が被害者の可能性があるからおいそれと出来無いんだよね。ハッカーじゃないユーザーには、迷惑かけたくないから。
スパムの語源は2種類の説がある。まぁ、「スパム」っていうのは細切れの小さな肉の缶詰めのメーカーの事らしいってのは二つの説に一致。で、一つが『その昔、モンティパイソンという有名な喜劇の中で、ウェイターに、客が今日のスープはなんだいと聞きました。ウェイターいわく「今日のスープの具は、コンソメと、コーンと、スパムとコーンとスパムとスパムとスパムとスパムとスパムとコーンとスパムです。」』って物語から来てるって説。もう一つが、『あるテレビ番組で、レストランで注文をしようとしている男性の前に美女が現われ、「スパムスパムスパム」と唄いながら踊っているため、男性は「スパム」しか注文できなくなってしまった、というシーンがあったのですが、この事から「スパム」といえば電子メールなどを使った問答無用の大量のダイレクトメールの事をさすようになりました。』って説。どっちが正しいかは解んない。
<2000.05.15>