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2001年11月 アーカイブ

2001年11月23日

サドゥー【Sadhus】

 ヒンドゥー経の、遊行僧の事。ヒンドゥー経の教典、『マヌ法典』における人の住期の流れの4つ目の流れ「遊行期」において家族や全ての身の回りの事象を捨て去って悟りを開く為に放浪生活をしている修行僧の事なのです。元はと言えば、紀元前紀元前200年前〜紀元後200年頃に作られた古の法典に従って修行していた人達なんですね。僕は、てっきり乞食修行をする仏教僧なんだと思ってました。乞食は「こじき」ではありませんよ!「こつじき」。これも、仏教においては大事な修行なのです。「乞食」「托鉢」「雲水」ってのは、結構このSADHUSが大本だったりするんでしょうかねぇ??そう言えば、時宗の開祖の一遍上人の別名も「遊行上人」でしたね。この時宗は、元はと言えば浄土宗。と言う事は、インドの流れ。繋がってますね。
<2001.11.23>

セル・ミク・シュア【Ser-mik-suah】

 北極圏にある大きな島、グリーンランド。この土地の土着の人々の間に伝わる伝説の国、セル・ミク・シュア『遊魂境』。この土地の伝説の何が凄いって、魂とか霊魂とかがいるってのじゃ無くて死体が暮らす国として言い伝えられていると言う事。この辺が、極楽浄土とかAGHARTAとかとは違って不可思議きわまりない所では無いでしょうか??あくまで、こういう風だと伝説としか思えないのが常なんだけど幾つかの結構信憑性のある事例もあるみたい。ただ、この国があるとされているのはグリーンランドでも最奥地の吹雪吹き荒れて誰も行けないような土地だからなかなか真実の程は......。しかし、そういう国があってもおかしく無いのかも知れないね。今の死と言う概念は、人々が信じる事によって相対化された概念なんだから。
<2001.11.23>

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