まぁ、最近の流行なのですがそのさきがけの一つともいえるドーナッツ屋さん。
1910年に、Herman Isreal氏がミネソタのパン工場で働きだしたのが始まり。
1918年にパリにわたり、時は第一次世界大戦中だったんで陸軍のパン工場でまたパンを焼く日々。
1934年、ノースキャロライナのバーリントンにHerman氏がパートナーのLeaさんとパン屋をオープン。
1935年に、グリーンズボロに移転してペストリー(大体の意味は菓子パン)の店をオープン。
この辺から、息子のMarvin氏が学校から帰ったらその菓子パンのソースがけ(glaze:日本的に言うと、コーティングなのかな?)を手伝い始めたんだとか。
時は流れ、1994年にそのMarvin氏の息子で現オーナーのMark氏がNYCでDAUGHNUT PLANTを祖父であるHerman氏のレシピを再現して始める。
すげーなと思うのは、この後。
彼は、Lower East Sideに工房を構えるんだけど徹夜でドーナッツ作って朝にコーヒーショップとかに自分の自転車でデリバーしてたみたいで。
その先と言うのが、今東京では高級スーパーの代名詞となりつつあるあのDean&Delucaだったりイタリア移民からの叩き上げでブルックリンの野菜スタンドから一代であの高級スーパーチェーンを創り上げたBalducciなどなど。
この辺を見ても、味もお墨付きだったんでしょうねぇ。
そんな時期を経て、兄弟や親に資金提供を受け2000年にマンハッタンで今の形のお店をオープン。
2004年には、日本人のレストラン経営者後藤順氏の尽力により東京で一号店(白金台)をオープン。
2005年には、日本のDPNYCでベーグルが売られ始めるんだがこれは彼の祖母のLea女史のレシピが使われてるそう。
オーナーのMark氏は筋金入りのベジタリアンらしく、口癖は「Eat More Greens!」だそう。
その割には、結構油多いなとw。
NYCに行くことがあったら、マンハッタンのお店に寄ってみたいと思う今日この頃。
2007年11月29日には、韓国にも一号店がオープンした模様。
<2007.12.21>