現在うちではEM石けんを使っている訳だが

最近、ヤシの実石けんから義理の母が使っていると言うEM石けんへシフト。
何となく、有用な菌の集まりくらいに思っていたのだが一応調べてみた。
と言うか、正直単体の菌だと思ってた。
間違いw。
『Effective(有用) Microorganisms(微生物群)=有用微生物群』
この略が、『EM』。
ems.jpgビフィズス菌だの、麹菌だの、乳酸菌だの、まぁ色々聞いた事あると思うんだけどこの集合体みたいだね。
これを研究して来たのが、琉球大学の比嘉教授。
そう言えば、大分前に雑誌で読んだ様な…….。うろ覚え。
有機的なもんであったりするので、その地域の水質(要はミネラル量)に洗浄力が左右されるんだとか。
それより、凄いなと思ったのがこの石けんのとけ込んだ水には水質浄化の効能もあるんだとか。
確かに、この石けんの原料は米のとぎ汁とEM菌だって言うからねw。
とまぁ、難しい話に聞こえるがこれもある種おばあちゃんの知恵的な話なのかと。
義母は三重の度会郡に住んでいるのだが、この地域にはちゃんとした下水道施設が整っていない。
と言う事は、垂れ流しに近い状態。
しかしながら、多くの住民の生活は漁業に寄って支えられている。
なので、そんな生活排水は出来る限り流したくない。
そこにやって来たのが、米のとぎ汁と菌で作る石けんの話。
そもそも捨てていた米のとぎ汁で出来る石けんと言う物程、魅力的な話はそうない。
と言う事で、最初は疑心暗鬼ではあったが使ってみる事にしてみた。
そう言う構図なんだと思う。だって、僕みたいに詳しく調べてみる手段がある訳でなし。
しかしながら、こういうアイデアはのどから手が出る程欲しかった地域。
ニーズと、シーズが合致した恒例なんでしょう。
沖縄も、同じ状況だったからこそ生き残る為にこの研究が進んで行った気がする。
サスティナビリティーとかLOHASとか、ブルジョアが自分の生活を見直す事無く垂れ流す言葉は僕には刺さらないけどこういうきちんと生活に根ざした知恵には大きな共感を覚えます。
何より、ユーザーが培養する事を推奨すると言う姿勢が素晴らしい!
詳しくは、こちら『EM研究機構』にて。

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