【Music】血だるまアコースティック@レポ
■血だるまアコースティック“望郷編”@CLUB251(下北沢)
東口トルエンズ[戸川純(YAPOOS),山本久土(MOST)]/遠藤ミチロウ
※入場者全員にもれなく東口ポスター(B3)をプレゼント
OPEN18:30/START19:00 前売¥3000/当日¥3500(+D)
これ、行って参りましたー!!
実は、純ちゃんの歌を聴くのは10年ぶり。
巻き戻しーって感じながら、モジモジしながら入りましたよ251。
で、エントランスでドリンク込みの4000円ジャッタのだが。
ドリンクチケットが無い……。
戻ろうと思うと、扉に「再入場禁止」の文字。
最近さぁ、弱気なのか退散。損したよ、ええ。
と、中を見回すと前の方は椅子あり。でも、到着が既に19時を大きく回ってる僕に席があろうはずも無い。
つーか、まだ始まってないの?あれ?もう20分だよ??
とか何とか思ってたんですが、既にヘルニア持ちの私は腰痛の不安で一杯でした。
「多分3時間くらいだよね。俺、大丈夫なん??」って感じで。
そうこうしているうちに暗転、ミチロウさん登場。
いやー、ええですねやっぱりライブは。「音泉ファック」あたりは、やはりズンと来ますね。
ああいう、ギター回し大好き。
何しろ、MCまじめなミチロウさんが演奏始まると変身するのが良い感じ。
「スイッチはいりましたー!」ってな。
1時間半も経たないうちに、「Knokin’ on HEAVENS DOOR」。
うはー、HEAVENS DOORですよ。お母さん。
これには、参った。ちょいと目頭熱くなってみたりね。
「叩いても叩いても壊れない、天国之扉に…….」のくだりは特にね。
何だか、ミチロウさんに励まされてる気がしましたです。
で、山本久土氏登場。
実は、東口トルエンズの予備知識ゼロ。
このかた、MOSTなんですね。MOSTと言えば、Phew。
世代的にも、身震いもなのです。
その山本さんの一人プレイにて幕開け。「え、誰?この人?」とか思ってたんですが。
その筆舌に尽くしがたいテクニカルなギタープレイと、絶叫なのにエモーショナルで刹那的に美しい聲にノックアウト気味。
ヘルニア限界節の中、奮い立たされましたよ。
特に、「諦念プシガンガ」には背中がゾクゾクする程の色気を感じましたよ。
あんまし、男の歌でそう言うの無いんですが兎に角ギター凄いし絶叫なのに音程ばっちりだし。で、純ちゃん登場なのです。
出で立ちは、赤いフェイクファーのコ−トに金髪のWIG。そして、黒いレースの着いた手袋。怪しさ満開。
その出で立ちで歌うは「オーロラB」。が、今日の曲名は「私は薔薇」w。
「プリシラ」、「家畜海峡」とドンドン続くのですが、何しろ合間合間に入るトークが面白い。あのテンポが、独特で良い。
変わってないなぁって、自分の時間を遡ったりしてました。
多分、目はキラキラしてた気がする。
そう、中学生や高校生の時純ちゃんの歌を聴きこんで居た時代に戻って。
普通に、あこがれの対象でしたからね。
タイミング絶妙で笑えたのは、「鈴木建設社歌」「UFO」あたり。
こういうの、全く予想してなかったからw。
あ、「非情のライセンス」とかも出てたな。キーハンターの曲。
東口トルエンズ、何でもありナンね。その辺、気に入っちまいました。
だって、通って来た道だもん。
結構年齢層高い組が沢山居る理由、何だか分かった気がするよ。
僕の横で見てたおっちゃん、多分40代後半だし。
彼が純ちゃんを始めて見た時は多分20代だったはず。
だからこそ思う、「彼女は永遠のモニュメント」。
感慨に慕っている間にも時は進み、「踊れない」に続き「東口トルエンズのテーマ」。
あー、終わっちゃったよー(涙)。
大大満足でしたが、皆に合わせてアンコールの手拍子。
膀胱炎になりそうなのを押して、純ちゃんがステージに再登場。
それも、観客席を突っ切って。
実は、僕はその通路となる部分に居た為真横を通り過ぎる彼女。
いや、失神モノでしたよ。これが、ライブハウスの醍醐味ですねぇ(感慨)。
アラーキーの撮影時の失禁の談話に、ミチロウさんの話とか交えつつ。
始まった曲は、「21世紀のニューじじい」。そう、寛平ちゃんに提供したあの曲。
ミチロウさんの恥ずかしそうに入場する姿が、何となく印象的。
僕らの世代にとって、小倉で育った僕にとって、パンクの象徴であるミチロウさんは神様の一人。
そんなミチロウさんの姿に、ただただ感動。
「今日は、来て良かったよ。俺、大正解!!」と勝手に暴走。
やっぱり、ライブは良いねぇ。うんうん。
また、行き始めちゃうなぁ。これは。
P.S.あ、SEであのサーカスの曲が流れてるのには笑ったよw。