【Diary】忘れてしまっていた、とても大事な事。
そもそも、日常の中で普通に捉える事が出来る面白さと言うのは実際の所その域をでないものである。
人生の方向転換をする衝撃的な出会いや発見、そしてその出来事は目にも留めていない様な隠れた現実の奥にあると言う事を今回まざまざとロンドンで痛感させられた。
そう、インフォメーションは転がっているものや用意されているものではなく探して初めて見つかるものなのだ。そんな簡単な現実を、この東京と言う情報に溢れた社会で生きて行く事ですっかり忘れてしまっていた。
インターネットと言うのは非常に便利なもので、ともすればここを見ているだけで全ての情報を手に入れている様な錯覚に陥る。
所謂正統派の意見。その正統派に対する反論。全く違う視点のオルタナティブな意見。何だか、全てがそろっている様に感じて其れを読むと全てを見た様な感じで満足する。が、それすらも実は一つの側面に過ぎず結局の所自分の目で見て体験して初めて其れが現実になるのである。本気で、其れを忘れていた。
分かった気でいたんだろうか?なんだろう?
自分は出来ていると、凄く勘違いしていたんだと思う。
事件は、なんとまぁ自分の投宿していた町で起こっていた。
しかし、残念ながら其れを探そうと言う『目』を失っていたが故に最終日までその事実に気がつかなかった。これは、恐ろしく残念な話だ。
そう、そこには僕が本来考えていた事に恐ろしく近い出来事が起こっていたのに。
なんと勿体ない話なんだろう。
多分、このような見落としを沢山して来てしまった気がする。
もちろん、其れ以外の事実も相当楽しいものではあったのだけれどもねw。
ちょっと、改めて見直してみて自分なりの結論を見定め無ければと自戒。
その為には、とても時間が必要だし労傾も必要だと思う。
もちろん、その結論は日々過ごして行く日常の中にも大きな答えが隠されていると言うもので積極的に足を使わないと多分答えは出ない。
その為に、ちょいと時間と能力と労力を使ってみます。
何だか、面白そうな予感がします!
【追記】今読み返しても、一体何をこんなに悩んでいたのかについてはよくわからないけど、LONDON滞在中になんだか思うことがあったのだろうなぁと思います。昔から、思い詰めるとズーーっと考え込んじゃう人ですからね。それは、今も治っていないような気がします。あと、集中しすぎると時間が過ぎるのを全く忘れてしまう。実際、いまこのWordpress再構築のフェーズに入ってから、ずっと作業を続けているのもそうとも言えるかなと。これは、生来の癖なので死ぬまで治らんのでしょうね。それがいいところでもあるし、悪いところでもある。ただ、僕はそれでいいと思って生きています。
この当時といえば、DJとしてもかなり脂が乗っている時期だったので、あれもやりたいこれもやりたいが爆発しつつ、すみさんにはひたすら迷惑をかけている時期だったとも記憶しています。今でこそ落ち着いたけど、当時は完全にSON OF A GUNでしたから。今でも、やっときゃよかったと思っているのは当時の普通のクラブに足を運ぶこと。行ったのは、GOAだったこともありアンダーグラウンド系のスクウォットパーティーでしたからねぇ。それはそれで、別に面白いのでいいんですが。せっかくカムデンで色々情報仕入れたのに、なんとなく億劫で動かなかったのは、今となってはとてももったいないことしたなという思い出。(2020.01.09 Noise)