【Diary】僕が料理をする理由
こんばんは!本当は、選挙もあるし週末に「アベノミクス後、生活者レベルでは、全くもって景気が回復していない(むしろ悪化している)」ことを記事化しようと思っていたのですが、思った以上に指数が多いことと、なんか複雑になってしまうので断念しました。とまれ、選挙以降も知っとくべき知識だと思いますので、自分自身の手できちんとまとめて資料化したいと思います。既に計算している人も多々いるとは思いますが、結構細かい指数を拾っていくと想像以上に手取りが悪化していることがわかります。正直、政府関係者や官僚はこの現実を把握していないのではないかと感じています。わかってないって、罪ですよね。
さて、表題の件。僕は、たまにインスタも上げていますが週末は料理を積極的にやってます。きちんと起きた時は、朝昼晩とです。片付けも、洗い物も含めて。食べることが好きなので、料理が好きというのもあるのですが料理ってとってもクリエイティビティが刺激されるもの。だからこそ、ある意味ストレスの解消の意味合いもあって料理しているというのもあります。「創ること」が、元来好きだというのが大きいかと。なので、毎度同じ料理というわけでもなく常に「なんか新しいことやってみたいなぁ」という感じでバラエタルを増やし続けています。もちろん、定番も多くなってきていますけどね。その定番に関しても、アレンジを続けているので同じものはあまりないというところ。同じなのは、イワシの水煮とか肉じゃがとは本当にシンプルなものかなぁ。豚肉と小松菜の炒め物ですら、毎回スパイスとか調味料違うし。なんだろう、出来るだけ「何か違う事やってみたい(実験的なインスピレーション)」と思ってしまい、たまに失敗していますが最近は感覚知でバランスとってます。しょっぱい時は、どんまい(‘ω’)
さて、僕はメディアプランにかかわる人たちは出来るだけみんな料理したほうが良いんじゃないかなぁって思っています。理由は色々あります。
- 旬を感じ、学ぶことが出来る
- 自分で食材を買えば、生活者目線の文化が分かる
- 創作意欲が満たされる
- 僕は食卓もプレゼンの場だと思うので、企画力が磨かれる
- その時食べたいと思うものを食べることが出来る
- 「食=生きる事」なので
- 厨房に立つ男はモテる by 加持リョウジ
それはさておき、プランニング目線。僕たちB to Cコミュニケーションを企画するお仕事にかかわる人間は、生活者目線を持つことが最も重要な事象だと思っております。その視点で、「一体店頭で、生活にかかわる食材はいったいいくらで売られているのか?」という事や「今の旬は何なのか?」という事を把握しておくことは基本中の基本だと考えています。自ら包丁を握って料理をするという行為は、料理を考え買い物に出向き店頭で旬を知り、その価格を自ら確かめ、場合によってはいくつかのお店を比較し購入するという行為に繋がります。これを繰りかえすと、結果として景況が反映されやすい生鮮の価格を知り、その推移をみることが出来ます。この情報を掴むってグローサリーメーカーに勤める者としてとても重要な部分で、自分たちが今販売しているものが世の中的に適正な価格なのか、求めてもらうために何をするべきなのかを決める最前線である、最終購買決定の現場の事情に繋がる情報を取得する「場」のリアルなんですよね。コンテンツコミュニケーションにおいても、ブランドコミュニケーションにおいても、僕は必ず生活者目線が重要だと考えているので、この「食」を通して世の中を俯瞰するという行為を大事にしています。いや、実際の話ここから見えてくる世界ってなかなか面白いですよ。あとね、知的好奇心もくすぐられたりね。
実際、消費税ってこの生活のための糧にかかってくるもので可処分所得の低い人ほど直撃する税金。お金が余っているような人にはリアルではないし、自分で買い物をしない人たちには縁遠いもの。この辺をきちんと肌身で感じていたら、政権与党が無理押ししている「消費税増税」はないなーと思いますよ。今あるべき姿が、「財政引き締め(特に土木)」「法人税見直し」「議員報酬見直しと定数削減」「所得税見直し」ではないかと。このままだと、国がヘタる気がします。あとね、こんな状況が続くと僕らが販売しているような嗜好品はいずれ切られるなと。僕は、「食」に触れあいながらそんなことを考えていたりします。
みんな、料理しようぜ!楽しいよ。