【Culture】気流舎(きりゅうしゃ)に行ってみたのです。 070328
週末(土曜)は、下北沢の気流舎に行ってみましたよ。
『対抗文化専門古書 気流舎』
その前段としては、新宿御苑に桜を見に行ってました。
まだ、バーンと満開とかではなかったんですが寒緋桜とかが相当綺麗でした。
八重の源平桃【げんぺいもも】の美しさには、ちょいと見惚れちゃいましたね。
というか、初めて今回この名前を知りました。
過去、高津でチャリ遠征してるときにも見てたんですが「接木か?」とか思ってました。
今回よくよく観察したんですが、そうではなく。
観賞用で実はつけないですが、何しろそういう咲き方を当たり前にする江戸時代からある品種のようなのです。
凄いなぁ。
写真は、追ってアップします。
で、毎度の事なんですが今回も温室鑑賞を逃す……。
だって、まさか15時に閉まるなんて思ってなかったんだもん。
内部なのにサー(ブツブツ)。
そんなこんなで、御苑でゆっくりした後に下北へ。
地図は、パソの画面を撮影したデジカメ映像のみ!
よくよく見てみたら、駅の部分が切れていたため場所が分からん。
でも、歩いてみる。勘に従って。
途中、僕は見過ごしてたんだけどMARUIのアウトレットがあった事にすみさんは気付いてて間違ってないことを確認。
ズンズン進んでいって、ちょいと路地に入ったところにありました。
『気流舎』です。
外観からいきなりツボ。
自然なカービングの木材で彩られた御伽の隠れ家が、目の前に。
いや、凄いや。
これ、一年かけてこつこつと作ったみたいです。オーナーの加藤君が。
僕には、到底出来ない愛のある話ですね。
その愛のある作業過程を見たい方は、こちら→『fotologue:kiryuusha.com-お店を作る』。
設計は依頼したけど、その下絵は彼の中にイメージとしてあったみたい。
いやはや、頭が下がります。
さて、お店なんですけどね二坪くらいのこじんまりしたスペース。
が、その広さが心地よい。
その真ん中に配された、手作り感満載のテーブル。
これがね、多分このお店のキーファクター。
真ん中にテーブルがある事で、知ってる人も知らない人も皆向かい合う。
ある種強制的なコミュニケーションの『場』が、出来上がる構図なんです。
良く出来てる。
でも、その感覚がまた心地よい。
狭さが、またそれを助けているの。
この場には、老若男女という区分はもはや必要ではなく「同じ空気が好き」な人が集まる仕掛けが見事に機能してる。
そう、皆サブカル&カウンターカルチャーが大好きだと言うキーワードに引かれた人々。
ジャンルが微妙にずれていても、年齢が離れていても、性差があっても、そんなのどうでも良い。
そう思わせる場。それが、『気流舎【きりゅうしゃ】』。
体全体で、それを感じる事が出来ました。そんな場だから、凄い長居しちゃって(苦笑)。
加藤さん、すみません。
でも、その空気を紡ぎ上げるあなたのその人柄と姿勢とその知性に感激しましたよ!
と言う事で、また遊びに行きますねー。
■気流舎【きりゅうしゃ】
東京都世田谷区代沢5-29-17
飯田ハイツ1F
TEL/FAX: 03-3410-0024
https://www.kiryuusha.com/
【追記】今、この気流舎は加藤さんではなく、他の融資達によって運営されているようです。もともとのスピリッツは、継承されているように見受けられます。というのも、最近は行ってないので。下北沢はよく行くんですけど、なんとなくあの「加藤さんの居た気流舎」が僕にとって大切な場所だからなのかもしれません。自分が生きていた時代、それを思い出として封じ込めるためにアップデートされた場に行かないというのはなんともおっさん的思考なんですが、まぁ、僕ももういい年なので。
いいじゃないですかw.
とはいえ、今の気流舎も素敵な場所だと思いますので、是非、この記事を見て興味を持った方は足を運んでみてほしいです。
貼っているLINKは、ちゃんと行きています!
あ、そうそう。件の加藤くんは、今淡路島でデザイナーをやりながらの中で植物を使った品物を全国各地に届けることを生業にしているようで。これはこれで、すごく加藤くんのイメージにあっているなーと思っています。本当に自然体。
LINK貼っておきますので、お時間あるときに見てみてください。
淡路島の紹介的リンク貼ったら、なんか凄いバナーが発生w(2024.01.23 Noise)
心に風|心と体と魂のための植物
windformind.jp
DesignWorks
http://be.net/katoken