【Diary】旅の記録:台湾漫遊記 三日目(九份篇)
はい、帰国はしてますが日記は続きまっせー。
と言うか、ダイジェスト日記に合わせてエピソード毎の日記も追補で入るかも。
いや、実際ブレイクスルーは沢山あったし行く人には知っておいてもらいたいと言うかシェアしたい知識も沢山。
近いのに行った事がなかった國『台湾』。
ええ、ここはリピーターが多いと言う理由がよく分かる場所でした。
一度行くと、また行きたくなる。そんな魔力が。
なんつーか、ヨーロッパとかに比べて取っ付きやすいし行ってみると思いのほか近いし。
いやいや、今まで行かなくて「損したなぁ、近かったのに」と後悔してみました。
だって、福岡に住んでた時の方がよっぽど近いからさぁ。
と言っても、今みたいに国際空港ではなかったんだけどね。
さてさて、三日目の目的地は『九份【チョウフェン】』。
金城武と志村けんの台湾のコマーシャルの舞台になってたり、映画『非情城市』の舞台になってたり、『千と千尋の神隠し』の最初のシーンのモチーフになってたりするあの街。
実際、本当に幻想的と言うか懐かしい感じの街でした。
路地を埋める、お土産店や飲食店。どことなく、昭和を感じさせる活気と言うのかな?
そういう熱気と情熱と、そして刹那の時間が交錯する場所。
僕が産まれ育った街は、北九州市でまぁそこにある八幡って言う所がもともと鉄鋼の街。そして、北九州市全体が工業都市。が故に、過去栄えそしてその栄光が時代と共にうつりそしてまた静かになって行く。その静かになった街に育ったが故に、「何だか懐かしいな」と感じたのかなぁと。
お洒落な街『淡水【ダンスイ】』に行く事も考えたんだけど(いや、MRTの終点だかららくちんなのよ)、この街の風情に惹かれて郊外はここだけに。
しかしね、ここは「当たり!」。ええ、とっても良い所でした。
風光明媚だし、何だか人も暖かい。(タクシーのぽん引きは相変わらずだが)
そして、相も変わらず食べ物がおいしい。
電車で苦労したんだけど、その話は別の付記で書くつもりなので割愛。
ガイド本では『瑞芳【ジンフォン】』からタクシーでって書いてあるけど台北からはメッチャ本数が少ない事だけは書いておく。うん、『自強號』以外は直通がないんですわ。その上、乗り継ぎが恐ろしく悪い。ここだけは、気をつけて。あ、一応乗り換えは『八堵【パードゥー】』。ここの駅が、なんもないのよ(苦笑)。
まぁ、その話は置いておいて。
前降り長すぎですが、『舊道口』でタクシーを降りて細い路地へ。いや、本気で細い。そこにお店がひしめき合ってんの。
ズンズン進んで、芋圓のお店にGO!(店の名前は忘れたけど、通り沿いで結構表で芋圓作ってるんですぐ分かるよ)
このお店ね、食べる所からの景色がいいのでお勧め。
皆ガイド本に載ってる『頼阿婆芋圓』とか『 阿柑姨芋圓』に行くみたいだけど、ここもお勧めね(店の名前が分からんけど)。
ちょいと甘いものを食べた所で、また散策。
色々歩きながら、ここで見つけたのがちょいと異様な物体X。
ゼラチン状の中に、肉とも何とも言えないものが入っているのを……揚げている。
「甘いの?辛いの?」いまいち、食事なのかデザートなのかが判別つかなかったんだけど他の地域で全く見た事のないものだったので食べてみる事に。
それが、『金枝紅糟肉圓』。前にも書いたけど、全く持って読み方が分からん。
で、感想から言うと「うまい!」(お値段は参拾伍元)。
えっとねー、レシピは分からんけど多分「夾心肉」ってのは豚の脂のない赤み肉らしく。
それを米粉で座布団作って野菜とか入れて蒸したものを揚げてるみたい。
地元でも結構有名な料理らしいので、ここに行ったら是非食べてみてくれたまへ。
異様に長くなって来たので、第二部へ続く………
【追記】最近自分の中の台湾熱がまた再燃しているので、改めて見直してみました。色々調べては見たのですが、一軒目に紹介しているお店は多分老友號芋圓だと思います。さすがに13年の時が経過してるので、雰囲気も変わっているのではないかなぁとか思います。当時、入り口は派手なんだけど食べるところは結構渋い感じで気に入ったので紹介しています。ここで食べた芋園の記憶が、いまも芋園が好きでいる理由だったりするのかなーなんて。素朴だけど、深みがある味わいに今も惚れています。いわゆる有名店ではないと思うのですが、僕はそういう方が好きなので。もう一店の金枝紅糟肉圓はかなりの有名店だと思います。この料理は、日本で出してるお店あまりないような気が。独特の味わいで、個人的には好み。近くだと、渋谷の麗郷で出してくれていたと記憶しているけど、今もメニューにあるのかなぁ?と思ってサイト見に行ったら、メニューに「肉員」ってあったのでこれだな!日本で食べてみたいのなら、是非にー( ´∀`)(2020.05.05 Noise)