【デジタル】IPv6対応になったのですが、そこからのはなし
こんにちは!Search Consoleで直近1週間のクエリ見てみたらホームゲートウェイ経由のIPv6接続で悩んでいる人が思いの外多いことを知りましたので、折角なので先日のお話の続編を。
前回は、繋がってよかった!で、眠くなって書くのやめちゃったんですよね。本当は、その翌日かこうと思っていたのですが何分色々日々忙しくて忘却していました。とはいえ、色々試していてわかったことも多いので皆さんの参考になればと思い備忘録を兼ねて記載しておきます。定期的なチェック時も、自分のこの記述がリマインドになりそうだし。
前回、IPv6接続が出来るようになったのですがIPoE接続にはなっていないようだと言うところで終わったと思います。僕が契約しているぷららのIPv6については2種類あってIPoE方式のIPv6接続である「ぷららv6エクスエプレス」と6RDでの接続があるようで。僕の場合は、IPv6設定はできたのですが、IPv6ページは高速になりつつも6RDなので回線速度が200Mbpsで頭打ちになってしまうのではないかと言う疑惑があります。要は、”IPv4 over IPv6″接続はできていないと言うね。この頭打ち問題について、何とか解決方法がないかと考え中です。
何分、docomo光を6年前に契約していて当時のHGWがPR400KIなので「ぷららv6エクスエプレス」にできないのでは疑惑もあり。爆速にするためには、どうにもルーターを変えなければならないのではないかと言う事なのかと思い調べてみる事に。調べてみた感じだと、僕はテレビもひかりTVなので市販のルーターに切り替えるわけにもいかず今家にあるHGWを変えなきゃいけないのかなぁと思っていました。しかし、ちょっと色々検索していくとこのページに行きつきました。
■フレッフレッツ・v6オプション及びIPv6インターネット(IPoE)対応ブロードバンドルーター一覧(NTT東日本提供)
とりあえず、PR400KIは対象機器に入っていました。そして、このページの対応プロバイダを辿っていくと、結果として「ぷららv6エクスエプレス」に行き着くと言う。まぁ、そう言う意味で、HGW を変更しなくてもいけそうだなーと言う感じです。そして、もう一個すごく分かりにくいページが。
■ぷららv6エクスプレス(IPoE)を利用するためには何か設定が必要ですか?
このページを読むと「以下のいずれかのご利用条件に当てはまる場合は、ひかり電話対応ルーター(ホームゲートウェイ)でIPoE(IPv4 over IPv6)接続方式をご利用いただけます。基本的にはルーターの設定も不要です。」と書いてあり、このいずれかの前者が「型番が300番台以降のひかり電話対応ルーター(ホームゲートウェイ)をご利用」なのでこの部分はクリア。しかしながら、この先が厄介で「2-2.ぷららV6エクスプレス対応ルーターを利用」となっている。そして、なんか知らないけどこれを一つのページで書かずにここからまたリンクを確認する事になっている。ぷららは、もしかしてこのサービスを使って欲しくないのではないかとページ構成をみて感じた次第。ユーザーサイドでの使い勝手の良さ、及び問合せ対応の軽減を考えるのであれば、この手のノウハウを掲示するページを充実させた方がいいと言うのはこのご時世の共通解であるはずなのだがこのページ構成だと
- ヴィジュアライズされていないうえに一覧化されていないので、対象機種がわからない
- 初期条件が2分岐しているにも関わらず、表化していないので分岐条件が分かりづらい
- 前提条件にルーターがあるにも関わらず、なぜかその後別のルーターを噛ませないといけないと言う謎な条件がある
- その上、そのルーターについての記載が別ページになっている
契約 | ぷらら光、ドコモ光 | 光セット、光メイト、光パック |
HGW機種 | 型番が300番台以降 | 型番が500番台以降 |
その他の条件 | ※以下のいずれかの場合、マイページで「ホームゲートウェイによるIPoE接続」を「ON」にする必要があり。 ・ 2019年11月30日以前にぷらら光・ドコモ光を申し込み ・ ぷららでWi-Fiルーターレンタルを申し込み | ぷららでWi-Fiルーターをレンタルしていない ※以下のいずれかの場合、マイページで「ホームゲートウェイによるIPoE接続」を「ON」にする必要があり。 ・ 2020年03月31日以前に光セット・光メイトをお申し込み |
ぷららV6エクスプレス対応ルーター | ドコモ光ルーター01、Aterm WG1200HS3、WN-AX1167GR2、WN-PL1167EX01、WN-PL1167EX02、WN-PL1167EX03(これ以外は動作確認していない) |
これ、めちゃくちゃ分岐が多い上に分かりづらい。多分、これをわかって店頭で説明している人って皆無に近いのではないかと思います。もちろん、現場が理解しないままただ契約を進めるので、おそらく使っているつもりで使えていない人、何らかの形でリセットかかって手詰まりの人も多いと思います。表化して、整理してみてわかったのですがおそらく上記のぷららV6対応ルータは自動”IPv4 over IPv6″の処理を施すのだけど、それ以外のルーターではそれができないと言う事なのでしょう。だとしたら、やはりこのサービスって正しく普及していないのではないかと言う結論に達しました。ぷららV6対応ルータの手前まではできているので、気が向いたら対応ルーターについてぷらら に電話して相談してみようと思います。いや、ほんと何なのこれって感じです……( ;∀;)
プロバイダには、顧客視点のマーケティングとコミュニケーションを学んで欲しい。