【diary】週末は三渓園へ

DSCN3311.JPGここんところ、本当に何だか平和に暮らしてます。
NOISEです。
さて、週末の土曜は横浜に紅葉を鑑賞に行ってきました。
本牧の三渓園。
良い場所ですねぇ、改めて。
折角なので、三渓園について調べてみました。
その名の由来は、創設者の原三渓氏の名前から。
時期的には、1906年に一般公開されたということでその財は生糸貿易から得られたもので当時の富裕者らしく芸術家のパトロンとしても活動し園内で前田青邨の「御輿振り」、横山大観の「柳蔭」、下村観山の「弱法師」などが生まれたんだとか。
お金を持ってる人が、制作者を支援する。全く持って、正しく自然な流れ。
残念ながら戦災に会い大変な事になるみたいですが、1953年に原家から横浜市に寄贈され修復にあたり今に至るようです。
ちなみに、1906年当時は無料開放してたみたいですね。
豪奢だなぁ。
DSCN3326.JPG現在の入園料は、500円。
しかし、アレだけの庭園となると維持費も莫大なのでこれはリーズナブルなお値段だなと納得。
三渓園に訪れたのは、これで3回目。
前回は、何年か前の観桜会の時期で旧燈明寺本堂で行われた琴の演奏会が印象的だった事を今でも思い出します。
そういう風雅な催しが多い事も、ここの良いところなのかなぁと。
さて、今回は時期的なもので内苑の季節公開。
いやー、いい時期に行ったなぁと。
何しろ、内苑に入った途端そこはもう京都観光かと錯覚するような世界。
侘びを感じる、古きたたずまいの建築群に心を洗われる思い。
結局ね、爺臭いんですよね。僕のツボって。
今回は、特に聴秋閣は良かったですね。
配置されている場所と、その場の空気。
DSCN3353.JPGこの造園センスには、感服するばかりでした。
他にも見所満載なのですが、語りつくせず。
そうそう、この土地を開いた原善三郎氏の建てた松風閣は残念ながら関東大震災で倒壊し今はコンクリートの展望台になってしまってるんですが。
実は、裏手に回ると恐らく当時のものと思われる土台部分はまだ残ってるんですよ。
周囲をウロウロしてたら、往時のものと思われる階段とかその他あったりして。
何だか、その時代が心に入ってきて心がザワザワしてみたり。
様々な場所に、様々な時代が埋まっているとても素敵な場所であると言う事を改めて実感。
また、遊びにゆっくり来たいなと思わせてくれる場所でした。
そういえば、古建築は文化事業には貸し出すようで。
ちょっと、今後考えてみたいなとも思いました。
香のワークショップとか。

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3件のフィードバック

  1. CAKRA より:

     昔の日本人ってセンスいいですよね☆

  2. Yumiko. より:

    自宅の近所なんで子供の頃からたまに行ってました。
    いいところですよね〜〜。
    桜の季節もいいですよ!!

  3. NOISE より:

    CAKRA君>
    んだ!
    昔の人は、とっても粋なんだよね。
    僕らも、この部分を十二分に学ばないと駄目なのだと思います。
    はい。
    Yumiko.ちゃん>
    そうだ!
    そっち方面だよね、家。
    良いなぁ。
    最近、横浜界隈も良いねぇなんて話をしてました。
    うちの夫婦。
    サクラの季節、確か2年前くらいに行って琴の演奏などを聴いたのを覚えてます。
    何にせよ、風雅。
    うちの近所は、こういう場所無いんですよねー。残念ながら。

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