【Society】あほなきまり:私的録音

『文化庁長官の諮問機関・文化審議会著作権分科会に設けられた「私的録音録画小委員会」の第15回会合が12月18日に開かれ、「著作者に無許諾で動画や音楽をアップロードしたサイト(以下「違法サイト」からのダウンロード(※注:「ニコニコ動画」「YouTube」などでのストリーミング視聴は含まない)」を、著作権法30条で認められた「私的使用」の範囲から外し、「違法サイトと知ってダウンロードした場合は違法とする」という方向性がまとまった。(→詳細記事「反対意見多数でも『ダウンロード違法化』のなぜ」 )』
一応、皆さんはご存知と思いますが私は制作者サイドの人間です。
が、その制作者の立場から見てもこの決定は『ありえない』です。
何のために、パブリックコメント制度を作ったのか全く持ってわかりません。
使わない制度だったら、撤廃しろと。
そういう話です。
著作権問題は、とてもナーバスな問題です。
ただ、問題なのはその著作者の代弁者と称する一部の寄生虫がこの事実の代弁者に成ってると言うのが今回の癌とも言える問題点(椎名さんを除く)。
そして、その利用者の立場を無視すると言う市場原理から見てありえない方向で決定に持っていくと言う無法行為。
そんな民主主義の意味すら知らん独裁主義で事を決定すると言うのなら、それに対して力で消費者が対抗するのが吉かと。
連中が干上がるまで、闘い続けりゃ良いんですよ。
一人一人の力は弱いけど、ネットの住民が立ちあがりゃあの連中の馬鹿げた行為をひっくり返すのも夢じゃないです。
津田大介さんが、戦ったみたいだけど多勢に無勢。
であれば、消費者が「何を考えてるのか」を見せてやれば良いのです。
つか、消費者の代表として狂気染みた圧力団体であるユーザーと一番遠い位置に居る『主婦連』が入ってるってどんなアホがメンバー決めたんですか(ポカーン)?
どうすれば良いのかを考えず、規制ばかりを上げれば「文化が死ぬ」と言う事をいつになったら知るんだろ?
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荒巻優之氏(日本放送協会マルチメディア局著作権センター著作権部長)←NHK
井田倫明氏(日本記録メディア工業会著作権委員会委員長←DVDとかMDとかのメーカーの組合)
大渕哲也氏(東京大学教授:先端科学技術法
華頂尚隆氏(日本映画製作者連盟事務局次長)←伏見宮家の人間:リメインズのプロデューサー
亀井正博氏(電子技術産業協会法務・知的財産権総合委員会著作権専門委員会委員長)←富士通
小泉直樹氏(慶應義塾大学教授:知的財産法。基本的に、ただの学者。
河野智子氏(電子技術産業協会法務・知的財産権総合委員会著作権専門委員会副委員長)←ここが諸悪の根源の一つらしい
小六禮次郎氏(日本音楽作家団体協議会理事長:すぎやまこういちの弟子。作曲家。
佐野真理子氏(主婦連合会事務局長)←筋金入りの圧力団体なぜこの馬鹿団体が消費者の代表?
椎名和夫氏(日本芸能実演家団体協議会実演家著作隣接権センター運営委員:ムーンライダースのギタリスト
津田大助氏(IT・音楽ジャーナリスト)←この中では、かなりまともな人
土肥一史氏(一橋大学教授:日本工業所有権法学会会長)
苗村憲司氏(情報セキュリティ大学院大学教授:元慶應義塾大学大学院政策・メディア研究科教授)
生野秀年氏(日本レコード協会専務理事)←レコードの著作権保護期間を求めてる業界の事ばっかり考えてるおっさん
松田政行氏(青山学院大学教授/弁護士)←同一性保持権の研究してるひと。でも、いまいちらしい。
森忠久氏(日本民間放送連盟常勤顧問)←よー知らんけど、まぁ権利者側でしょ
森田広樹氏(東京大学教授:民事法)
中山信弘氏(東京大学教授:知的財産法・著作権法)
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よくよく見てみると、学者多すぎ。
役にたたねーだろ、この人たち。
だって、そもそも机に向かってうんうん唸るのが仕事の人たちだからエンドユーザーと権利者の見解の相違と問題解決の糸口よりも凡例と自己見解を述べるのが仕事だと思ってるだろうし。
こうなったら、クリエイターが「著作権放棄します」と言って業界団体と離反する形で制作活動続けるしかないんだろうねー。本当に。
とーる君、立派。

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