【都市と文化】たまたま調べて吃驚した事:三和興産の話

さっき、会社で話していて『夜ばなし』という銀座六丁目の店がオープン1周年というのでHPでチェックしてみたら『月の蔵』の三和興産系列だということで。
これがまた、『花のれん(平成五年一号店オープン)』みたいなベタなお店も同系列だということを初めて知りました。
ましてや、半年前に行って余りに料理が出てくるのが遅くてキレ気味だった『一羽』も一緒なのね。
最近結構グルメビルを見るとやたらと目にする『月の蔵』もそう。
さて、この『夜ばなし』というお店なんですが売りは以下のとおり。
「豊後水道直送魚「鯵・鯖」一本釣り荒波のもまされたい一本釣りの魚は、身が綺麗に輝き、引き締まって最高の味わいです。」
これが本当なら、なかなか凄いですよね。
他にも諸々書いてるけど、その他のポイントは別に何処にでもありそうなので(協力農家の野菜とかコシヒカリとか)。
所謂、「関鯵」「関鯖」ですからね。
だけあって、結構お値段は張りますね。
□釣り鯵の一本姿造り/1,680円
東京価格だなぁって思いますけど。

このビルって、まだあるのかなぁ?というか、日記を書いた当初は一番艦の写真を貼っていたのですが、もう写真データが消えてしまいました。と言うことで、二番館ビルの写真を貼っておくことにします。

で、吃驚した事ってのは上の写真。
これ、歌舞伎町の一番館ビル。※当時は一番館の写真を貼っていました。。。。
このオーナーって、この三和興産の会長『茂山 一雄』さんが建てたみたいなんです。
知らなかったよ!この事実。
てっきり、あの辺のディベロッパーが建ててんのかと思ってた。
だって、ドハデなんだもんあの歌舞伎町にあって。
いや、下品な意味ではなく存在感のある外観がデザイン的に派手。
何となくの記憶だけど、二番館も相当面白い建築だったような。
今度、改めて写真を撮りに行ってきますです。
近いし。
朝方、早起きしていこうかな?
「関鯵」食べたいなぁ(高いから、ここでは食べないけどね)。

【追記】アクセスしている人がいたので、見にきてみました。これもかなり懐かしい日記なんですが、一番館の写真はどこかに行ってしまったので二番館の写真を貼り直しています。ビルの竣工は1970年なので、もう50年前のビル。実はこの建築後で調べて知ったんですが、SHIBUYA109晴海客船ターミナルを設計した竹山実さんの事務所の作品なんですよね。ポストモダンを代表する建築家の一人です。外装デザインは、建築運動「メタボリズム」を起こした一人粟津潔氏。何気に、時代を作った人たちの結晶だったりするのです。ちなみに、月の蔵を運営していた三和興産は2014年2月に破産。当時の居酒屋は価格競争で、原価割れ的になっても競合点より安くの傾向が顕著でその影響で資金繰りが上手くいかなくなってと書いてありました。どんな業種でもそうですが、価格を自ら落とす=ブランド価値を落とすことになり、結果としては価格のみで選択させる構造を生み出すわけで、誰も幸せにならないんですよね。(2020.04.05 Noise)

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