【appetite】生まれて初めて、PETRUS飲んだ

081121_petrus.jpg先週の金曜日は、解禁後と言う事でなかなか凄い会がございまして。
スノッブな方々が集まって、凄いワインを飲む会と。
そういう感じでした。
ヌーヴォーもあるんだけど、基本的にはもう超脇役(苦笑)。
僕が持って行ったALBERT BICHOTの”Corton Clos des Marechaudes Domaine du Pavillon 2003″だって結構手に入りにくいレアな代物なんだけど、そうそうたるワインが並ぶもんだから霞んじゃったくらい。
特に一次会で出物だったのは、Vosne Romanne Cros Parantoux(Henri Jayer)かな?
斉藤さんにお勧めいただいた、Etienne SauzetのPuligny-Montrachet もおっしゃる通りウニにぴったりのさわやかな味わいでした。
(“Domaine Etienne Sauzet”が、”Etienne Sauzet”になったのは、ちょっと寂しいお話だったり。)
至福の会でした。
ご飯凄いんだけど、みんなワインと喋りに夢中で食べないし……。
ウニのムースなんて、絶品だったのになぁ。
デザートのモンブランも、秋をの感じさせる一品でした。
吉祥寺、なにげにいい店が多いです。
さて、二次会。
今回は、主催者の方のご自宅で二次会だったのですが吉祥寺にあんな凄い邸宅がある事に絶句。
地下二階には、シアター兼セラーがあるし。
ちょっとした、洞窟風のレセプションルーム。
集まってるのは、制作関係の方が多かった所為で漫画を中心とした面白い話が色々出来て楽しかったです。
特に感動したのは、入社当時から憧れていたワイン『PETRUS』を飲む機会に恵まれた事。
ビックリしました。
最初は、なかなか開かなかったんだけど30分ゆっくり眠りが覚めるのを待っていたら徐々にその全貌が。
うーん、やっぱりワインって奥深いね。
最初は埃っぽい香りに包まれたワインが、だんだん土の香りを感じさせその土の中に日の光に焼かれた香りが立ち上り始めその後開花を感じさせるような花の香りが立ち上り果実の熟し始めを思い起こさせるような時の流れを紡ぎだす。
ボトルの中に眠りながら、閉じ込めそして時を待ったワインが散り際に見せる燃えるような情熱の発露と言うか。
素晴らしいワインであればあるほど、一つのグラスの中にその千変万化の艶やかさを飲み手に魅せつける訳です。
担当やってて、よかったなとその瞬間は普通にそう思った。
そんな夜でした。
気がついたら、午前3時だし……。
あ。
ちなみに、僕が2次会で出したのはミッションとして託されたスーパー・トスカーナ “LUCE”。

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