【Diary】旅の記録：Onestar Chang-An Hotelの情報

日本のサイトを見ても、全く記事がないしH.I.S.ですら現状を把握してないんで今泊まってるホテルのレポを。
良くホテルサイトで出ている、ONESTAR HOTELって文字が出てる写真は多分別のONESTAR HOTEL。
萬事達旅店は、僕が知ってるだけでも『台北駅前(というか西門？)』『長安通り』『基隆』『松山』『重慶』にあるんだけどこれがまた分かりづらくてチェーンなのかいまいち分からない。
特に、『西門=wonstar』『長安=onestar』なんでこの二つは関係なさそう。
『西門、松山』が同じグループで、『長安通り、重慶、基隆』が同じグループ(HPと写真から判別)。ここのホテルは、雑居ビルと思われる場所の１２階がフロントでワンフロア(１階は、映画館)。シングルルームは、窓が無いw。
ちなみに、僕の部屋はバスタブがあったけど無い部屋(シャワーのみ)もあるみたいね。
雰囲気的には、元ラブホテルだった所を買い取ったって感じ(ちなみに、Rest Priceも設定されてるんで未だにその機能はありそうだね)。

朝食は、BOX　BREAKFASTって表記だったけどチェックインのときに早餐券を貰って同じビルの６階に移動して一応バッフェ形式の食事を頂く感じ。
って言ってもそんなに選択肢がある訳ではなく、おかゆかパンを選んで後はそこそこの種類のおかずって感じかな？
でも、week dayで1,580台湾圓なんで全然良いんじゃない？
テレビは、ケーブルなんで選び放題。なのに、NHKとCNNばかり見てる私ですが……。
基本的に清潔感あるし、お得だしなんで選んで損は無いホテルだと思います。
所謂ホテルとしてのサービスと外観を臨む方には、全く持ってお進めできませんけどねーw。
■Onestar Chang-An Hotel【萬事達旅店 長安店】
住所：台湾台北長安東路2段219号12楼
・無線LANが使える。一日、20圓(60円くらい)安い！
・南京東路駅や忠孝復興駅からも近いし、遼寧街夜市も近いし過ごし易い場所だわ。
・深夜まで人がうろうろしててんのに、ドアからベッドが近いんで音が結構する。気にしいの人には向いてないかな？
・水とスナックは、フリー(安いホテルで、これは珍しい)。おまけに、フルーツも貰ったよ！！

【追記】
多分、もうこのホテルないですね。。。相当不思議な位置にあったし。Google Mapのコメントも10年前くらいで止まっています。再開発中みたいな場所でしたしね。窓なしだから、あんまりウケが良くなかったのもあるかなぁ。安くてよかったんですが。
と思ったら、名前変わって生きてた！！！
現在の名前は、URTRIP Hotel（おそらくウルトリップホテルと読む）。
ちゃんと、窓もあるわw
いや、まて。ブッキングしようとしたら「NO WINDOW」の部屋出てきた。まさに、これ俺が宿泊した部屋だなw

ちなみに、1,580台湾圓を安いと書いていますが、この当時（2009年2月）の相場は「1台湾圓=2.75円」。今日（2023年11月）の相場が「1台湾圓=4.72円」ということで倍とは言わないけど倍近くなってるんです。なんで、当時の金額だと4,345円だけど、今だと7,458円。それだけ、日本円が弱まってる感じです。2012年末くらいから一気に弱まってるんでこのタイミングってなんだろうなーと思ってみたら、アベノミクス。。。。。個人的にこの件についてはとても興味深いコンテンツを見つけたので、リンクを貼っておきますね。

アベノミクスと円安、貿易赤字、日本の輸出競争力

2014年に独立行政法人経済産業研究所が発信したものなんですが、この時点ではまだ楽観的だったことが推察されます。リンクはサマリーですが、本文にあたるディスカッションペーパーのPDFへのリンクもこのリンク先に貼られていますので、ご興味ある方は目を通してみてください。結局のところアベノミクスというのは概念で首相一人では無く周辺も含めて一緒に推し進めていった結果なんだなぁということ、そしてその中で企業も含めた活動や社会環境の変化など様々な要因が重なった結果だということがこのディスカッションペーパーから読み取れます。
ただ、結果論ではありますが円安に行ったのは失敗だったことは今を見ればわかることで。この状況は流通手動で長く流布されてきた「安いが正義」という誤った概念との相乗効果で今の弱い日本経済を作り出してしまったんだなぁと残念に思います。
価格是正も、結果的には流通主導では無くメーカー主導で動いていますしね。そういう意味では、流通が強すぎる今の商業の在り方についても変えていく必要があるのだろうなと感じています。
（2023.11.25 Noise）