【Diary】旅の記録:台湾二日目 で、結局迪化街の後どうするんだっけ?
朝からどうにも調子が悪くて、朝ご飯を食べる事無くチェックアウト。
それでもお腹がすかないまま、台北車站へ。
ここは、地下が広大なんで迷い迷いつつ本日から泊まるSeeyouHotelを探す私。
見つけてみたら、「あれ?これ、Onestarが写真で使ってたホテルやんか!」と言う外観。もちろん、看板はSEE YOU HOTELに変更してましたけど。
入ってみると、こじんまりとしたフロントは一人で切り盛りしててバタバタ。
気さくなお姉さんが、笑顔で応対してくださり(英語)とりあえず2時のチェックインの時間まで荷物を預かって頂く事に。
その後も、わらわら人が入ってきてて大変そうだった。
そうそう、そういえば予約の名前に入ってなかったようでその辺が謎。
そのおかげで、この良い部屋に泊まれたのかな?
早速、台北捷運のホームに向い淡水線で双連站へ。で、その双連についてもまだお腹がすいてない。なぜ?
折角、駅界隈に美味しそうな店がいっぱいあるのにもったいない。
しょうがないので、一路迪化街へ。
路行く町並みが、何だかレトロでいとおしい感じ。
迪化街自体は、20世紀初頭に建てられた建築が結構残っており、この街自体が文化財級。
しかしながら、その街もだいぶ改装を始めたみたいで次ぎに遊びにきた時はちょっと様変わりをしてそうでちょっと寂しかったり。
四分の一くらいが、工事している印象でした。
今回の山場で、最大の買い物の現場と成るのがここで目的はお茶と乾燥果物。
特に、プーアル茶の良いやつを仕入れたかったのです。
だって、日本で買うと高いんだもんさぁ。
今回は、6年物と12年もの。それと、小分けにした物をざくっと手に入れました。
前は、10年ものの一杯用とかをバラで売ってる店があったんだけど、改装中なのか見つからなかった。
そうそう、ここにある霞海城隍廟でお参りする際にお供え物を買おうとしたんだけどこのお供え物は縁結びのために『月下老人』にお願いするための物らしく…….。
既婚者は、いらないんだそうです。
なんで、改めて城隍夫人さんに家庭の円満をお祈りして参りました。
この廟の方達は本当に親切で、僕みたいなチンピラ風のおっさんがお参りの方法が分からなくてオロオロしてたら日本語の分かる人の所まで案内してくれて教えてくれました。多謝!
全般的に、台湾の人たちって親切だし気さくだなぁって思います。
殺伐とした東京から来たから、余計そう思うのかも。
でも、雰囲気的には浅草とか上野に近いかもなw。
今回は、プーアル茶以外にもお土産に花茶とか小龍珠を購入。
って、あーーーーーーー!!!ジャスミンを大量購入しようと思っていた事を、今に成って思い出した。ま、またくれば良いや。その時は、もっと中国語覚えて色々交渉しよう。
今回の旅で、言語学習が格段に楽しくなってきてるんで頑張れそうな気がしてます。
荷物が大量になったんで、時間もちょうどいいので一度ホテルに戻る事に。
2時ちょっと前だったけど、ちゃんと案内してくださいました。
今回は、6階の角部屋で窓もあるダヨ。
で、おっさんはここで一回力つきちゃってスカイプしたりしてだらだら。
すみさんと話したら元気になってきたんで、改めて外出しまずは腹ごしらえ。
色々目に留まる店があるんだけど、今回は兎に角成るべく食べた事の無い物とかやった事無い事を一つでも挑戦してって思ったんで雑居ビルの一階にある半屋台のお弁当やさんに直行。
それが何なのかを分からず、何か美味しそうだったんで(名前だけで決めた)注文。
「タン」って行って指差された場所を見て一度首を傾げたが、『湯【タン】=スープ』の事でした。
そう、お弁当にスープが着いてるの。お得!
ちなみに、ドキドキしてたんですが僕が指差したのは豚足ご飯でした。ラッキー!
今回思ってる事なんだけど、台北の人はどうにも良くわからない事を言う旅行者に慣れてるんで臆せず中国語で頼んでみて玉砕しながら覚えていくってのが良いなと感じています。
多分ねー、着いた時よりコミュニケーションがとれる様になってる。
さて、お腹も満たした所で台湾駅界隈を散策する事にしてみた。
地下街が、ショッピングモールに成ってるんですわ。
そこで、本屋に行ってふと思い出したのが中国の吉祥文様の図案集が欲しかった事。
しかしながら、良い物が置いておらず断念。
ひとしきり流した所で、次の目的地『士林夜市』へ(今日は、淡水線ばっかりだ)。
まずは、足つぼをと言う事で前に行った安いお店へ。
名前忘れたけど、黄緑っぽい感じのお店で今回は45分のコース(ここは広いので時間のロスがいたい)。
なかなか上手なんだけど、やっぱり『脚神』の方が良いかなぁ?
こりはほぐれてるんで、ドンマイ。
この街は、言うなれば巨大な竹下通りに美味い飲食がくっついた街だと考えてもらえば間違いない気がします。広いけど、広すぎない感じ。
ちなみに、飲食店のほとんどは剣潭駅前の市場に入ってるんで夜市の中の飲食店はちょっと少なめ。でも、食べたい物は揃ってるんで問題なし。
今回は、檸檬愛玉と飲みながら麻辣香腸を(写真を見ての通り、ソーセージに凄い量の唐辛子と山椒と砂糖を混ぜ合わせた絶妙な美味さのたれがかかってる)頂く事に。
絶妙と書いているけど、最初はあまりの辛さに驚いたよ。
慣れると、こくの部分が際立ってきて辛さは気にならなくなっって来た。
後は、前に行ったかき氷屋さんで『黒糖桂圓粥』と言う物を注文してみる。
可愛い店員さんに、中国語で何かを聞かれたが全く分からず。
お互い気まずかったけど、笑顔で清算。これが、なかなか予想以上に美味しい食べ物でした。甘いおかゆってのも、ありだね。そうこうしているうちに、時間は8時。あー、またすみさんとスカイプできない時間に……。
帰り道に、有名な徐記老大房 鳳梨酥【パイナップルケーキ】を購入し士林を後に。
Z10から上ったら、桃園国際空港に向うバスのバス停も発見。
そんでもって、ホテルの向いの大きな本屋さんで中国の古い図案集も見つけ買いたいものリストをほぼ埋めました。
明日は、どこ行こうかなぁ?淡水?猫空?陽明山?最終日だけに、悩むなぁ。
【追記】今となっては、タピオカブームの流れで台湾のスイーツも当たり前で日本でも食することができるようになりましたがこの当時はほぼなかったと言っても過言ではないかと思います。タピオカにしても、パールレディくらいだったように記憶しています。そういう意味で、今でも生き残っているのは本当にすごいですよね。一気に上陸してきた台湾スイーツですが、そろそろ生き残れるのは一握りになりそうですし、それ以上に日本の企業が台湾っぽく見せて作ったパチモンのお店は絶滅しつつあるのかなぁと思ってみています。東季17の跡地に満を辞してやってきた吉龍糖が、あっさり閉店したのは驚きましたけどね。ただ、あの場所家賃高そうだからちょっときついですよね。個人的に、黒糖彪と一芳は生き残って欲しいのだけど。。。。まぁ、タピオカ屋さんではないけどMeet Freshは勝手に安泰だと思っています。年末も食べたしね。
当時はわからなかったけど、黒糖桂圓粥の桂圓って乾燥龍眼なんですよね。いや、本当に贅沢なスイーツだなと。日本でも、食べられるお店あるのかなぁ?今考えても、このスイーツ巡りだけでも元が取れる感じだったんですよね。台湾の旅。でも、このコロナ禍で明らかにこれから航空運賃が上がる事を考えると、簡単にはいけなくなりそうな気もするけど、逆に高い値段で飛ばす事を目的にしない事を是とする空気も出てくる気もするので様子見なのかなと。開ける日を夢見ながら、日々を楽しんで生きていこうと思います。胡椒餅は、近所のMEILIさんに食べに行けばいいしね(2021.01.05 Noise)