【SubCulture】これ行かなきゃ!:「アート&テクノロジーの過去と未来」

アート&テクノロジーの過去と未来
・開催時期:2005年10月21日(金)から12月25日(日)
・開館時間:10:00-18:00
・場所:NTT インターコミュニケーション・センター[ICC]
〒163-1404
東京都新宿区西新宿3-20-2 東京オペラシティタワー4階 → MAP
この展覧会では、戦後60年の間に日本のアーティストたちが試みてきたテクノロジーを使った実験の数々を振り返り、さらに国内のアーティストたちの近作も同時に見ていただきます。
これまでキネティック・アート、実験映画、環境芸術、ヴィデオ・アート、ライト・アートなど様々な呼称が与えられてきた一連の作品が、複数の潮流をたどりながら現在から未来へと向かっていることを概観できる貴重な展示を、ぜひ会場でご覧下さい。
休館日:月曜日
入場料:一般800円(600円)( )は15名様以上の団体料金
大学生・高校生 600円(450円)
中学生・小学生 400円(300円)
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さてさて、今回の展示で僕的にスポットライトを当てたいのは
11月23日—12月25日のみ展示される『三上晴子+市川創太』による《gravicells[グラヴィセルズ]─重力と抵抗》。
三上さんの作品を見るのは、本当にレントゲン藝術研究所以来になるんだよね。
最早10年という時のかなたの話。
当時、テクノクラートの人達の作品を見てどれだけ胸をときめかせたことか!
僕の夢の一部が、いまだにそこにあるんです。
うんうん、楽しみだなぁ。
ああ、こういうテイストの何かがやりたくなってきた。

【追記】三上さん亡くなって、もう10年なんですよね。僕の中でのコンテンポラリーアートの系譜の大きなモニュメントが「レントゲン藝術研究所」で、その中でも飴屋さんと三上さんが特別だったんですよね。
有名なのは村上隆さんだけど、なんか違ってて。
彼女のデビュー作「New Formation of Decline 滅びの新造型」が、現ガーデンプレイスで実施されていたということにも深い縁を感じていたり。
まぁ、僕の20代のモニュメンタルな人という感じですかね。
その後、多摩美で教授にもなっていますし。
あの頃のコンテンポラリーアート本当に刺激的で面白かったんですが、一つ頭抜けていたというかね。機会はあったのに、ご挨拶しなかったことを今更ながら後悔しています。(2024.01.13 Noise)