元はと言えば、象牙の変わりに開発されたセルロイドの事。(理由が笑える。昔は、ビリヤードの玉が象牙で出来ていたんだって。なもんだから、当然金がかかるから一般に普及しない。こりゃまずいと思ったメーカーが、象牙に変わるかたい素材を作った人には賞金出すよって言ったら開発されたらしい。)セルロイドは、セルロースと樟脳の合成物質。で、語源は確かラテン語で『変型出来るもの』って意味だったと思う。昔、テクノで『PLASTICS』って言う人たちが居たよね。 [back to ditionary head] <2000.02.27>
世界中で使用されている抗鬱剤。なんだかNET上では奇跡の薬みたいに扱われてたりするけど、決してそんな事はない。むしろ個人輸入できてしまっている事自体が不思議な薬である。基本的には、脳内麻薬とも言える神経伝達物質(ニューロン・トランスミッター)に作用する訳だから立派なUPPER。ダイエット効果があるなんて書いてる悪質なサイトまでも見受けられるけど、これはアンフェタミンによる食欲減退効果に近い訳だから過剰摂取を促す危険なコピーと言える。分類するならSSRIにあたるから、医師の処方箋無しに摂取すればかなり危険。良くある副作用は、性機能不全と凶悪な片頭痛。後、あんまりやるとPARANOIAになってりするって書いてたサイトも海外にはあった。鬱治す為に、分裂症になったってんじゃー何の為に薬飲んでんのか解んないよね。まぁ、軽い鬱はあんまし強力な薬に頼るんじゃなくて別の方法を考えた方がいいんだろうね。解決には。倒れるまで踊ってみるとか(笑)。あと、弟切草かな? [back to ditionary head] <2000.03.13>
現在医療用としては根の部分が、鎮痛鎮痙薬として使われている植物。過去においては、目を美しく見せる点眼薬として実からとれるエキスが利用されていた。まぁ、所謂瞳孔拡張剤ですな。ちなみに、その名前『ベラドンナ』は「美しい淑女」と言う意味でまさにその利用法からその名前が付けられた様。ヒヨスチアミンやスコポラミンなどのアルカロイドが、その効果を生み出すがアルカロイドって言うくらいで毒性も強いので欧米においては毒薬として使われていた時期もあるみたい。たしか『マスターキートン』でもそんな話があったよね。鼻炎薬買うと「ベラドンナ総アルカロイド 」って書いてあったりするでしょ。あれがそう。一応鎮静剤として入ってるらしいんだけど、こんなの飲んでて大丈夫なのかな(笑)。 [back to ditionary head] <2000.03.01>
ブラジルの音楽。直訳すると『新しい風』(ポルトガル語:ブラジルはポルトガル語圏だから)。何かの番組で見たんだけど、この音楽が産まれたのは1950年代の後半のリオデジャネイロ。当時、リオではマンションの建築ブーム。日本の高度経済成長期みたいなもんだけど、そのころ中産階級の人々はこぞってそのマンションに入りたがった。知っての通り、マンションは音が筒抜け(今みたいにLC工法なんてないからね)。でも、ブラジルの人たちにはやっぱしラテンの血が流れているから音楽はやりたい。でも、普通にやると近所迷惑。で、彼等は考えた。「ギター一本の音に合わせて小声で歌ったらいいんじゃない?」で産まれたのが、ボサノヴァって訳。別に、夏のリゾート専用に産まれた音楽じゃないよ(笑)。 [back to ditionary head] <2000.03.13>