アドレナリン、ノルアドレナリン、ドーパミンとかの総称で副腎髄質や交感神経、脳細胞から分泌される。交感神経や副腎髄質から分泌されるのがアドレナリン(adorenaline)とノルアドレナリン(noradorenaline)で、脳細胞から分泌されるのがドーパミン。多分他にもあるんだろういけど、NOISEはそれ位しか知らない。効果としては、胸の高鳴りや血圧上昇、発汗、血糖上昇、覚せいなどの変化。まぁ、要は興奮する訳だな。心臓や脳、筋肉への酸素やエネルギー供給を増加させたり、けがをした場合に出血を最小限にとどめるために適した変化で、これはもともとは敵や獲物に出会った瞬間にすばやく戦闘(もしくは逃避)態勢をとるために備わっている急性の反応(emergencyreaction)。なんだか、これだけ書いてると「原始人かよおいおい」って感じだけど、いわゆる狩りの本能って奴だなこれは。ちなみに、それが暴走するのを押さえるのがコルチゾール。コルチゾールには、カテコールアミンを補助する役目もあるんだけどね。不思議だ!俗称、闘争ホルモン(笑)。 [back to ditionary head] <2000.03.10>
あのコーヒーに入ってるやつ。効果は脳内で神経伝達物質(ニューロン・トランスミッター)のノルエピネフリンを放出させ、大脳皮質を中心として中枢神経系を興奮、脳幹網様体の賦活系刺激により知覚が鋭敏となり精神機能を高進させる。何か難しくなっちゃったけど、要は神経系が覚醒して頭が冴えるって事。薬効として考えるなら、眠気と倦怠感を払拭するってのと片頭痛を緩和する事かな?アンフェタミンの作用と似てるんだけど、危険性は遥かに少ない覚醒剤(UPPER)。あんまし過剰に摂取すると、不整脈になったり不安神経症みたくなったりするらしい。あと、中毒症状としてはカフェイン禁断性頭痛がある。普通に手に入れられるとは言え、覚醒剤だから気を付けて摂取すると言う事で...。 [back to ditionary head] <2000.03.14>
NYの伝説となったクラブ、『パラダイス・ガラージ(Paradice Garage:1976-1987)』のこれまた伝説となったDJ ラリー・レヴァン(Larry Levan:1992年にAidsで没)が創り上げたVocal付きのHouseで構成するDJ スタイル。転じて、唄ものハウスの総称って感じになる(これは日本だけの解釈かも知れないけど)。一般には黒人Vocalのモノが多いけど、MARIA NAYLER(個人的には彼女の声は背筋が凍る程好き)みたいな白人のVocalistもいるので一概には言えない。最近はSPEED GARAGEっていうBPMの140位のモノが主流。そういえば、Artful DodgerとDJ Luckあたりが推賞してるUnderground Garageってのもある。ヴァージンのページを直訳すると、基本はTWo-StepなんだけどそこにHip-Popのリズムが絡んでくるタイプのモノらしい。なんだか、GARAGEのVOCALにMCをかぶせるみたい。個人的に、GARAGEは純粋にVOCALを楽しんでる部分があるので、これはあんまり好きじゃないかも。 [back to ditionary head] <2000.03.06>
A.スティーグリッツ(Alfred Stieglitz:1864-1946)主宰のフォトギャラリー(ニューヨーク)。スティーグリッツは、フォトセセッションを起こした事でも有名な写真家。ジョージア・オキーフ(Georgia O'Keeffe:1887-1986)の夫。それまで肖像写真や記録写真としてしか利用されていなかった写真を、一気に美術界のスターダムにのしあげる事の発端を作ったギャラリー。基本的には写真家たちの作品を紹介する場だったのだが、当時の現代美術界の動向も伝え、ヨーロッパとアメリカのモダン・アートの橋渡しに貢献した。ちなみに、このギャラリー最後の展覧会は1917年に行われたオキーフ最初の個展。で、この年にスティーグリッツがオキーフの写真を初めて撮っていたりと、このギャラリーの周りでは様々なドラマが展開されていた。 [back to ditionary head] <2000.03.06>
トラヴェラー思想を抱く人々の聖地、ゴアにやってくる人々から現地に滞在するDJに渡されたCDやら、テープやらを使って最初はブレイクビーツ的な手法でMIXをしてPLAYしていたということ。その頃は、ディペッシュモードだとかニューオーダーとか言った実験的なアーティストを好んで使っていたらしい。で、その音楽と当地に根強く残るトラヴェラー思想とアジアの文化が混交し生まれ出でた音楽が"GOA TRANCE"。曲調はかなりノイジーでありながら、どことなくアジア的なマイナーでキャッチーなメロディーが見隠れする。多分日本で苦もなく受け入れられたのは、この辺に理由があると思う。日本人って西洋気触れな所がありながら、何処かしらアジアな空気を好む所があるから。TRANCEと言う言葉からも想像可能だとは思うが、この音楽DRUGとかなり深いつながりがある。具体的には、マリファナ、ハシシュ、MDMA(エクスタシー)などの緩やかなUPPERがほとんど。基本的には、何かを探し求めてこの地に行き着いた人の集団だから何かについて語り合いたいという願望の強い人が大半を占める。従って、DOWNERではなくUPPERをキメてTRANCEに酔う。そして、自然と大地と周囲の人と語り合うと言うのが根幹部分にあると言うのがGOA TRANCE。後に、この音楽はサイケデリック・トランスなんかとごっちゃになっていく。 [back to ditionary head] <2000.03.06>